准看護師の仕事内容は?
各都道府県知事の免許を得て、医師・歯科医師・看護師のもとに、療養上の世話や診療上の補助などを行います。准看護師は介護福祉士にはできない医療行為が可能なことから、近年特に高齢者施設などで需要の拡大が見込まれています。また、習得した医療の基礎的知識・技術は家庭生活においても貴重なものといえるでしょう。
看護師と准看護師の違いは?
看護師は厚生労働省の国家資格、准看護師は都道府県知事免許です。(准看護師免許は、取得した都道府県内に限定されるものでなく日本全国で有効です。)
准看護師になるためには?准看護師から看護師へステップアップするためには?
准看護師になるためには、中学校または高校卒業後に准看護師養成学校、または高校の衛生看護科で勉強、その後に、各都道府県で実施される准看護師試験に合格し、知事の免許を受ける必要があります。
准看護師の資格取得後、以下の方法で看護師を目指すことができます。(※中学校卒業の准看護師は3年以上の准看護師業務経験要。)
- 高等学校専攻科もしくは看護短大又は看護師養成所で2年間もしくは3年間(定時制)学び、国家試験を受ける。(看護師2年課程)
- 准看護師の資格取得後、通算就業経験10年(120か月以上)業務に従事し、看護短大もしくは看護師養成所で2年間学び、国家試験を受ける。(看護師2年課程 通信制)